Q&Aコーナー
一覧はこちら治療:EBウイルスの感染細胞がT細胞とNK細胞では症状や治療に違いがありますか。
EBウイルスが感染する細胞の種類の割合は、T細胞60%、NK細胞40%とT細胞の方がやや多く、T細胞とNK細胞どちらにも感染する重複感染の場合もあります。症状としては、発熱、リンパ節腫脹、肝脾腫、貧血、血小板減少などが主に認められます。感染細胞がT細胞とNK細胞の患者さんの症状には明らかな違いはありません。治療も、違いはありません。どちらの場合においても、化学療法や同種造血幹細胞移植を行い、根治を目指します。